食品の放射能新基準が平成２４月１日より施行となり、新基準に対応する検査法が厚生労働省より３月１５日に発信されました。これに対応した検査を開始しました。なお、併せてゲルマニウム半導体検出器スペクトロメーターの検査料金を改定いたしました。


１）茶の抽出液での検査、椎茸などの乾物について
・厚生労働省の放射性セシウム検査法に準拠した検査を受託いたします｡　
　（抽出料金・換算料金は無料です｡）


２）放射性セシウムのみでの受託も開始します。
・放射性ヨウ素・放射性セシウムのセット分析に加えて、放射性セシウム
　のみでも検査受託いたします。


　分析料金表


　・茶の抽出による試験の抽出料金は無料です。乾物換算、生換算の水分の
　　測定も無料です｡　
　・測定したスペクトルチャートを報告書に添付できます。
　　（追加料金３，０００円：税別）


・ゲルマニウム１０Ｂｑ／ｋｇ及び１０００秒測定

　それぞれの検査の簡単な説明を致します。なお、どのような検査を行っら
　良いかの相談も承りますので、お気軽に相談下さい。

検査機器：ゲルマニウム半導体検出器スペクトロメーター

①ゲルマニウム１０ベクレル
　新基準の一般食品（基準値１００Ｂｑ／ｋｇ）対応の検査です。
　もちろん、堆肥や土壌、汚泥、飼料なども測定対象です。

②ゲルマニウム３ベクレル
　新基準の乳児用食品、牛乳（基準値５０Ｂｑ／ｋｇ）に対応した検査です。
　食品が測定対象となります。

③ゲルマニウム１ベクレル
　新基準の飲料水、茶抽出液（基準値１０Ｂｑ／ｋｇ）に対応した検査です。
　食品と飲料水のみの受託となります。




検査機器：ＮａＩシンチレーション検出器スペクトロメーター

④NaI (エヌエーアイ)２０ベクレル
　低価格で放射能の確認が行える検査です。厚生労働省スクリーニング検査
　の要件を満たした検査です。

⑤NaI10(エヌエーアイ)１０ベクレル
　低価格で、新基準の一般食品（基準値１００Ｂｑ／ｋｇ）対応のスクリーニ
　ング検査が行えます。一般食品の新基準に対しての品質管理にも対応できる
　検査です。